ヨガのこと

【ホットヨガ】とは。カラダが硬い人でも始めやすいヨガ!

ホットヨガとは、室温35〜39度、湿度60%前後に保たれた環境で行われるヨガのこと。
身体の柔軟性が一番上がると言われている温度と、汗をかきやすい多湿な環境に設定されていて、心身共にさまざまな効果が期待されています。筋肉への負担も少なく、体が硬い人や運動が苦手な人でも始めやすいヨガでもあります。

ホットヨガは、身体を動かしながら精神を養う伝統的なハタヨガから派生したヨガの一種。
始まりは、インド人のビクラム・チョードリー氏によって40年以上前にはじめられた「ビクラムヨガ」といわれています。選び抜かれた26種類のポーズと2種類の呼吸法を決められた順番で行い、今も日本をはじめ世界60か国で愛されています。

現在、日本で人気のホットヨガは、「ビクラムヨガ」としてのレッスンもありますが、高温多湿の環境下でヨガを行うということは継承しつつも、独自のプログラムで行われている場所も多いようです。ホットヨガのポーズや動きの種類は、常温のヨガほど複雑多様ではなく比較的シンプル。(難易度を段階的にプログラムしているスタジオもあります)
ポーズや動きがシンプルなことに加え、汗を大量にかくことで最初からデットックス効果を感じやすいので、ヨガ初心者も始めやすいのかもしれません。

ホットヨガのポイント

常温のヨガとの違い

  • 高温多湿の環境なので、早い段階から柔軟性が上がるため、より効率的に無理なく筋肉を伸ばすことができる。
  • 普段汗をかきにくい人でも自然に大量の汗をかけるので、デトックス効果やストレスの発散を感じやすい。

ホットヨガの効果

  • 血行と代謝を促進により、冷え性・肩こり・むくみ解消などの体質改善の効果
  • 運動不足改善、筋力アップの効果
  • 大量の汗によるデトックスで、脂肪燃焼効果up
  • 汗をかく爽快感によるストレス解消でリラックス効果up

 

ホットヨガを行うときの注意点

ヨガ中も水分補給はこまめに。(少なくとも1リットルの水を持参)
・食事はヨガの2時間前までに。
・呼吸が苦しい、体がふらつくなど不調を感じた場合、絶対無理をしない
・ストレッチ素材で締め付けすぎず動きやすい服装で。通気性良だと◎。